CA必須スキル”多様性への対応力”

突然ですが、皆様は日本人のパスポート保有率がどのくらいかご存知ですか?なんと、24%!意外と少ないのですねぇ。*参考記事

確かに日本は、住みやすいですし国内ですべてが完結してしまうので、あまり外に出て行く必要を感じないのかもしれません。逆に最近は、海外からの訪日需要を取り込むために日本の文化の素晴らしさ、そしておもてなしを海外の人にいかに伝えるかというところにとても一生懸命です。

客室乗務員を目指していらっしゃる方の多くも、日本の良さを是非海外の方達に知ってもらいたい!伝えたい!という方も多いですよね。

私ももちろん、日本の良さを多くの海外の方達に知っていただきたいと思いますし、それによって日本が活性化していくことを望んでおります。でも、これもやみくもにやりすぎると押しつけがましくなるような気がするのです。

例えば、機内で寝ていらっしゃるお客様に毛布を掛けて差し上げる。以前CMで見たような光景ですが、あれも人によっては頼んでいない。逆に起こされてしまった。ということにもなります。

まして、文化的な背景の違うお客様と接するときは日本人には良いサービスと思っても、そのサービスを理解してくださる外国のお客様もいらっしゃいますが、まったく知らない人もいらっしゃいます。

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ですので、JALやANAは日本というブランドを保ちながらも更なる成長と世界を目指して行くために、この”多様性への対応力”は必須なのです。

Matureとは?

その多様性への対応力として必要な資質の一つに”Mature”が挙げられます。

これは、成熟したとか分別のあるという言葉でよく訳されていますが、外資系エアラインでは、それを客室乗務員に求めて必須の条件となっています。

JALやANAは日本人のお客様にはこれまで同様の上質なサービスそして、まだ日本式のサービスを知らない海外の方達にも満足していただくサービスを行って更に知名度をあげ世界の方々に選んでいただけるエアラインにならなくてはなりません。

例えば、JALの植木社長はこうおっしゃっています。

社員一人ひとりが考え、意志を持って 行動する「自立」、失敗を恐れず新しいことに 臆することなく取り組む「挑戦」、世の中の変 化に素早く対応する「スピード」をキーワード に、経営と社員が一丸となって企業理念の実現 に向けて取り組み、世界で一番お客さまに選ば れ、愛される航空会社を目指してまいります。(2015アニュアルレポートより引用)

外資系エアラインでは個人レベルで求めていることを、JALはエアラインとして体現していくことを目指しています。

この意志を持って行動する。「自立」こそが外資系エアラインの求める人財像の「Matureさ」なのです。今後、世界を目指すJALやANAもこの資質はますます重要視されるポイントになっていくと考えています。

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