ANAウィングスの会社について
ANAグループの国内線4割を担うANAウィングス。
ANAグループはマルチブランド戦略と言って、航空事業をブランドごとに会社を別けて、一つ一つ独立した会社で経営しています。
その中でもANAウィングスはANAグループの航空事業に属してエアジャパンや全日空と同じフルサービスキャリアの1つです。もう片方にLCCとしてピーチがあります。
ANAグループのLCCもフルサービスキャリアもどちらも、どこかの子会社というような関係ではなく同等の立場というのが特徴です。
元々ANAウィングスは2010年に全日空のエアニッポンネットワーク、エアーネクスト、エアーセントラルと統合して発足しました。
ANAウイングスは、小型機運航に特化しています。DHC8-Q400、B737-500、B737-700/800を使用して主に中部、関西、福岡などをベースに1日約330便運航、国産初のジェット旅客機「MRJ」の導入も予定しています。
ANAウィングスの経営ビジョン
私たちANAウィングスは、
豊かな発想とチャレンジ精神を発揮することで
より高い品質を常に追求し、大きく成長します。
ANAウィングス人材戦略
主体性と自立性を持ち、自らキャリアを切り拓く
“プロフェッショナル人材”の創造
「お客様に寄り添ったサービス」「地域社会に貢献」「ANAブランドを支えるエアライン」を常に意識して以下の3つを大切にしています。
「徹底的にお客様」
「地域を結ぶ小型機価値満載」
「愛されるウィングス」
ANAウィングスの魅力
ANAウィングスの魅力を以下に簡単にまとめておきます。
✔お客様との距離が近い、お客様接点を沢山持つことができる
✔小型機だからこそ出来るサービス
✔歴史は浅く成熟した会社ではない
✔比較的若いうちからさまざまな経験の機会を与えてくれる
✔地域のお客様に身近な存在
✔客室乗務員の乗務人数も2名から4名と少数
✔顔の見える少人数の組織
ANAウィングスの求めるCA像
ANAウィングスの求める人材像を把握するためには、3つの基本的な役割を理解します。
①保安要員
②サービス要員
③マーケティング要員
①と②はたいていどこのエアラインでもみかけますが、③のマーケティング要員が役割の中にきっちりと組み込まれているのがANAウィングスの特徴です。
マーケティング要員について詳しく知りたい方は以下の記事で解説しています。
ここでは、機内販売などを通してお客様のニーズを把握し新しい商品やサービスを作るアイデアの源を拾ってくる役割です。
この役割を担うためには、ANAウィングスの経営ビジョンにもありますように、豊かな発想力が必要です。そして、お客様の顕在的、潜在的ニーズを見つける為には多様な経験というのが役立ちます。
この経験は何もサービス業に限った物でなくていいのです。むしろ全く違った業種や経験を持った人達が集まることで多様な視点を持つことが出来るからです。
新たなサービスに繋げたANAバーチャルハリウッド
ANAウィングスの客室乗務員がマーケティング要員としての役割を発揮して実現したのがANAバーチャルハリウッドの一環として行った企画です。
ANAバーチャルハリウッドとは
大観衆を感動させるハリウッド映画のように、お客様に「感動」を与える企画の実現を目指した、ANAグループ社員による自発的提案活動です。
ANAグループの機内での実話(お客様の依頼を受けて、お客様同士のプロポーズをCAがサポート)に触発され、ANAらしいエアラインならではの取り組みとして提案。2013年10月と2017年3月に中部国際空港にて実施。
ANAウィングスとセントレア(中部国際空港)のコラボレーション企画で空の上での結婚式が行われました!
ANAウィングス企業研究まとめ
大きな会社の小さな歯車ではなく、一人一人が自立して主体的に動き大きな歯車であるという自覚が求められるANAウィングス。
以前、ANAウィングスの副操縦士の方とお話しする機会があったのですが規模も大きくないので風通しも良く和気藹々とした雰囲気の社風とお話ししていたのが印象的です。
お客様との距離も近く、短時間でいかにお客様の思い出となるようなサービスを提供しANAブランドでもある親しみやすさを感じてファンになってもらう。その挑戦は、とてもやりがいがありますね。
企業研究の情報の活かし方
ANAウィングスの基本情報をお伝えしました。
CAに受かる企業研究はここから先が大事です。
エアラインCA受験の企業研究は
- 理念や会社情報など覚えなくてはいけない?
- 得た情報を、どう自分の面接回答に落とし込む?
- いったいどこまでやればいいの?
これらを理解することで、効果的な企業研究ができます。
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