
CAはフライト中どこで休憩をとるの?
飛行機の中でぐっすり眠ることができると、目的地についたあとの行動力が全然違いますよね。
客室乗務員もフライト時間により機内で一定の休憩時間をもらって休みます。
だいたい、一回目のお食事と着陸前の食事などのサービスが始まる前までのあいだに2から3グループに別けて交代で休憩を取ります。
今回は、客室乗務員がどこで休憩をとっているのか?休憩時間ぐっすり眠るためのおすすめグッズなどをご紹介します。
客室乗務員はどこで休憩しているのか?
客室乗務員は通常Crew Bunk(クルーバンク)と呼ばれる、小さな小部屋で休憩を取ります。飛行機によって場所は違いますがだいたい2階にあって、小さなはしごを登ると、間仕切りされたベッドや二段ベッドなどの部屋になっています。
以前いたエアラインでは、そこに毛布や寝袋のようなものが用意されていてそれを使って乗務員は休んでいました。
そして、時間になると他の乗務員がジュースやイギリスでは紅茶、アメリカではコーヒーを持って起こしに来てくれることもありました。
英語ですが下のyoutube動画で実際のCrew Bunkを見ることができます。
動画はこちら
CAの仁義なき戦い
休憩時間の順番は、機内の働くポジションなどで決まってきます。
あまりこだわりのない人もいますが、長く働いていると好みのポジションや休憩の順番などがあるので、ブリーフィングといってフライトが始まる前のミーティングでちょっとした争奪戦になります。
そしてCrew Bunkに入ると、ほとんどの乗務員は速攻で寝ます。ところがその小さな小部屋でも室内の気温でバトルが繰り広げられるのです。
室内に温度を調節できるコントローラーがあるのですが、人によって体感温度が違い、暑く感じる人は設定気温を下げ、それに対して今度は寒く感じる人は温度を上げる。
短い休憩時間の間に結構温度が変わることもしばしば。
飛行機でぐっすり眠れるおすすめグッズ
そんなバトルが繰り広げられる中、乗務中の休憩時間に寝るために役立った三種の神器をご紹介します。
湯たんぽ
フライトをし始めた当初からfashyの湯たんぽを使っていました。ドイツ製で丈夫で軽いんです。機内でもホテルでもお湯は調達できるので、乗務の時、ステイ中のホテルでも大活躍してくれました。
カバーを外しづらい難点はありますが、上のようなフリースのカバーで洗濯できる普通のタイプを使っていました。
ハート型のかわいいタイプの湯たんぽを使っていた先輩もいました。
オリジンズ ピースオブマインド
CA同期がこれオススメ!といって教えてくれたリラックスできるポイントクリームです。
少量を指につけその香りを楽しんだり、こめかみや首筋などにつけるとリラックス効果があります。逆に集中したいときにも使えます。これのお陰で本当にぐっすり眠れました。
また、頭痛なども機内で水不足になると起きやすいですがそんなときにも使えます。
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耳栓
最後は、耳栓(イヤプラグ)です。
私は一般的な普通のタイプを使っていましたが、今は飛行機用の気圧コントロール機能付きなんていうのもあるんですね。機内は結構うるさいので、一つ持っていると便利です。
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この三つの道具で私は機内でもぐっすり。同僚に起こされるまで爆睡してました!