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CAを目指す人が英語発音を学ぶメリット|伝わる英語の身につけ方

英語発音

CAを目指して、TOEIC対策や英会話の勉強を続けている方も多いのではないでしょうか。

単語や文法を覚え、試験で必要なスコアを取ることは、応募条件を満たし、英語力を客観的に示すうえで大切です。

一方、実際の乗務では、英語の知識があるだけでなく、その言葉を相手へ伝える力も必要になります。

客室乗務員は、さまざまな国や地域のお客さまへ、安全に関する案内や機内サービスの説明を行います。難しい英語を話すことよりも、限られた時間の中で、必要なことを聞き取りやすく伝えることが重要です。

その土台の一つになるのが、英語の発音です。

発音を学ぶ目的は、ネイティブのように話すことでも、ほかの受験生と競うことでもありません。英語の音の仕組みを理解し、自分の英語を相手に届けやすくすることです。

また、自分で発音できる音は聞き取りやすくなるため、発音学習はスピーキングだけでなく、リスニングを見直すきっかけにもなります。

この記事では、海外3社で客室乗務員として乗務し、英語発音指導にも携わってきた経験から、CAを目指す方が発音を学ぶ意味と、基礎からの練習方法をご紹介します。

CAを目指す方が英語発音を学ぶ3つのメリット

1|必要なことを相手へ伝えやすくなる

機内では、食事や飲み物の案内だけでなく、安全に関するお願いや、運航状況についての説明を英語で行うことがあります。

その際に大切なのは、難しい単語を使うことではなく、必要な情報を相手が聞き取りやすい形で伝えることです。

英語の母音や子音、単語のアクセント、文章のリズムを学ぶと、それまで曖昧だった音を意識して発音できるようになります。

発音は英語を上手に聞かせるための飾りではなく、相手との行き違いを減らすためのコミュニケーション手段です。

2|さまざまな英語を聞く土台になる

実際の乗務では、英語を母語とする方だけでなく、世界中のさまざまなお客さまと英語でやり取りします。

私自身、海外3社で乗務する中で、多様な発音や話し方の英語に触れてきました。すべての人が、英語教材のような話し方をするわけではありません。

発音学習によって英語の音の違いやリズムを理解することは、聞き取れる音を増やす助けになります。

一つの発音だけを正解として覚えるのではなく、さまざまな英語を聞きながら、相手が伝えようとしていることを理解する姿勢も大切です。

3|英語で話すことへの不安を減らせる

英語が苦手な方の中には、「この発音で伝わるだろうか」と不安になり、声が小さくなってしまう方もいます。

音の出し方を一つずつ理解し、実際に口を動かして練習すると、自分で確認しながら話せるようになります。

発音を完璧にする必要はありません。相手へ伝わる音を増やしていくことで、英語で話しかけられたときにも、落ち着いて対応しやすくなります。

TOEICと発音学習は役割が異なる

TOEICと発音学習は、どちらが優れているかを比べるものではありません。

TOEICは、語彙・文法・リスニング・リーディングなどの英語力を、スコアとして客観的に示すために役立ちます。採用時に一定のスコアや同程度の英語力が求められる場合には、その基準を満たすための準備が必要です。

一方、発音学習は、自分の口で音を作り、相手に伝えるための練習です。

CA受験では応募に必要な英語力を確認しながら、将来の乗務も見据えて、聞くことと話すことの両方を少しずつ磨いていくとよいでしょう。

JALの応募に必要な英語力や、過去の英語質問から分かる準備のポイントはこちらでご紹介しています。

👉 JAL CAに必要な英語力|TOEIC600点の目安と英語対策

CAを目指す方の英語発音練習法

Step1|英語の母音と子音を理解する

まずは、英語で使われる母音と子音が、日本語の音とどのように違うのかを確認します。

口の形、舌の位置、息の出し方まで理解すると、聞こえた音を感覚だけでまねするよりも、再現しやすくなります。

苦手な単語だけを繰り返すのではなく、英語の音を作る基本から学ぶことが、発音を整える土台になります。

Step2|単語の音とアクセントを確認する

母音と子音の作り方を学んだら、単語の中で正しく発音する練習へ進みます。

音声を聞くだけでなく、自分でも声に出し、どこにアクセントが置かれているのかを確認しましょう。

辞書や英語教材の音声を使いながら、

  • 音声を聞く
  • 自分で発音する
  • もう一度音声と比べる

という練習を繰り返します。

Step3|文章のリズムとイントネーションを身につける

単語を発音できても、文章になると一語ずつ途切れたり、聞き取りにくくなったりすることがあります。

文章では、すべての単語を同じ強さで読むのではなく、伝えたい部分を強くし、それ以外の部分を自然につなげます。

短い案内文や日常会話を使い、相手に意味が伝わるように読む練習をしましょう。

Step4|伝わったかどうかを確認する

発音練習では、自分が正しく発音したつもりかどうかだけでなく、相手に伝わったかを確認することも大切です。

録音して自分の音声を聞くほか、可能であれば発音を理解している人から、音の作り方や聞き取りにくい部分について具体的なフィードバックを受けましょう。

目標は、すべての音を完璧にすることではありません。伝わりにくい原因を一つずつ見つけ、必要な部分から改善していくことです。

TOEIC学習を「声に出せる英語」へつなげよう

TOEIC対策でたくさんの単語や表現を覚えていても、それらを一度も声に出さないまま学習を終えてしまうのは、少しもったいないことです。

せっかく英語を勉強するなら、教材の音声を聞き、自分でも発音してみましょう。

単語や例文を文字だけで覚えるのではなく、音と一緒に学ぶことで、TOEIC対策をリスニングやスピーキングの土台へつなげられます。

スコアを取るための勉強と、実際に使うための練習を完全に分ける必要はありません。同じ教材でも、音を聞き、口を動かす習慣を加えることで、学び方を変えることができます。

英語発音を基礎から学びたい方へ

発音は自分でも練習できますが、口や舌の使い方は自分から見えにくく、音の違いを一人で判断することが難しい場合もあります。

英語の音を基礎から学び、自分の発音について具体的なフィードバックを受けたい方は、お問い合わせページからご連絡ください。

現在の英語学習状況や、CA受験・入社後の仕事に向けてどのような力を身につけたいのかを伺いながら、ご案内できる内容をお伝えします。

👉 お問い合わせはこちら

まとめ|発音を「相手へ伝える力」につなげよう

CAを目指すうえで、TOEICなどの英語資格に向けた勉強は大切です。

しかし、覚えた英語を実際の仕事で使うためには、相手の言葉を聞き取り、自分の伝えたいことを声にして届ける練習も必要です。

私自身、英語を使って仕事をしてきたからこそ、英語は知識や流暢さを示すためのものではなく、相手を理解し、必要なことを届けるためのものだと感じています。

発音は、それだけでCA採用に有利になる特別な技術ではありません。一方で、聞き取りやすい英語で案内することは、お客さまの安心や、正確な意思疎通を支える力になります。

TOEICのために覚えた単語や文章も、ぜひ実際に声に出してみてください。

スコアを取るために積み重ねてきた努力を、将来のフライトで使える「伝わる英語力」へつなげていきましょう!

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