客室乗務員を目指している方の中には、エアライン受験という就活は一般企業の就活とは違うモノと思われている方が意外と多いです。
厳しい身体検査などもあるので、ある意味では一般企業とは違うのですが就活自体は何も変わりはありません。けれども、エアライン就活は特別なものと捉えるとプラスの作用もありますが同時にマイナスの作用もでてきてしまうのです。
そこで今回は、エアライン就活について特別と考えるプラスの作用とマイナスの作用についてそしてマイナス作用を抑えるための方法をお伝えします。
エアライン受験が醸し出す特殊感
エアライン、特に「客室乗務員になるための就活」に対して、どのようなイメージをお持ちですか?と尋ねると、「よくわからないけれど、一般企業の就活とは違う感じがする。」「仕事が普通とは違うから特別な感じがする。」のような答えがよく返ってきます。
どういう採用プロセスで、どのような人が求められているのか明確でない段階では、よくわからないというイメージを持たれるのは当然だと思います。
キャリア関連の方の中にも、こういうイメージを持たれている方はいらっしゃるので一般の方がそう思われるのも無理ありません。それにしても、イメージの力というのはすごいですね。
特に特殊感。
客室乗務員⇒一般の職業とは違う⇒特別
これがある意味くせ者なんです。
特別感の効用
この特別感はどうもエアラインを受験する方達にとって、マイナスに作用することの方が多いんです。特別、特殊というのは普通とは違う
別格
今の自分とは違う世界
ポジティブに考えると特別だからこそ、やり甲斐のある仕事だと思えます。だからこそ、客室乗務員になるために色々な努力をします。モチベーションアップに役に立ちますね。
ネガティブに考えると特別だからこそ、自分はふさわしくはないのではないか?自分にはその世界に入る資格が果たしてあるのか?自信がなかなか持てない。
このネガティブな特別感を感じているから自信が持てなかったり、不安になったりしますし、採用試験本番で気負ってしまい思うように自分が出せなかったりします。
あなたの周りにもいませんか?
色々な仕事の可能性を考えて、客室乗務員もおもしろそうだなぁと思って受験してみたら受かった。といううらやましい方も結構います。
その方達には、客室乗務員=特別という意識がない
この感覚、おおいに見習いたいものです。私も最初は客室乗務員=特別と思い込んでいました。ポジティブな特別感は、私の英語を学ぶモチベーションに繋がりました。
ネガティブな方は、客室乗務員になれるかなれないか?という悩んでも答えが出ないようなことに時間を費やしていました。今思えば時間がもったいなかったなぁと感じています。
マイナスの作用を消すために
ポジティブな考えはキープしたまま、ネガティブな考えをなくすには解決策は二つ。
・エアライン就活の中身をよく知ること。
・自分を理解して、もっと信頼すること。
エアラインに合格するためにどのような準備が必要かを知れば、決して特別なものではないとわかるはずです。欲を言えば、「客室乗務員の仕事も数ある職種の一つ。」と思えれば最強です。