今回は、CAラボの自己分析講座を受講してくださった、身長155㎝のAさんが就活前半エアラインスクールに通っているにもかかわらず内定ゼロの状態から、ANAウィングスCAをはじめグランドスタッフとして2社合格した就活法とCA合格体験記をお伝えします。
- スクールに通っていたのになぜ結果が出なかったのか?
- エアラインスクールの選び方
- 内定ゼロからCA/GS内定をもらうために何をしたのか?
などがわかります。
新卒内定ゼロから大逆転したワケ
エアラインスクールに通い始める
Aさんの身長は155㎝。就活当初、エアライン業界ではなく一般企業の総合職を目指していました。理由は、自分にはCAは無理と思い込んでいたからです。
そこで企業説明会、就職フェアなどでありとあらゆる企業百社近くまわり自分に合う会社を探しました。
そして、自己分析と共に他己分析を中学の恩師、大学教授、友人、アルバイト先の上司や同僚など含めて総勢50名近くにしてもらい“明るい、親しみやすい”という客観的な自分をつかみながらも、総合職でなかなかピンとくる企業が見つからず、本当に自分がやりたいことは何か考えました。
これまで自分のやってきたこと、好きなことを考えるとやはり“人と接する仕事“がしたいということに気づき大学4年の3月からエアラインスクールに通うことにしました。
大手エアライン新卒不合格をきっかけに
積極的に就活準備や行動していたAさんでしたが、なかなか思うような結果が出ずどこからも内定をもらえない日々が続きます。
大手エアラインCA新卒採用試験で不合格になってしまったことをきっかけに、自己分析があやふやなまま自信を持たずに受験してもうまくいかないと、振り返り考えました。
”結局何が自分の強み・軸なのかはっきりと理解していませんでした。”
そして私の所にコンタクトしてくださいました。
エアラインスクールの先生方はいつも忙しそうなので、一対一でみっちり対策を練るのは難しいと判断したAさん、何か変わらなければいけない!と大手エアラインに合格した友人にどうしたらいいか相談した所、こちら(CAラボ)のブログをすすめてくださったそうです。
エアラインスクールの選び方
ブログを読むようになり、CAラボにご連絡くださいました。さらに、エアラインスクールに通って感じたことをこう綴っています。
スクールは人数が多く、面接練習などの深掘りは出来ません。なので自己分析も各自です。
また、答える内容に関してもう少し具体的に尋ねたかったのですが、聞ける雰囲気ではなかったです。
この業界では「~という人は嫌われる」など聞いていたため、面接で話す内容も固定してしまい、自分自身を押し殺す事になっていたときがありました。
ここでエアラインスクールの押さえておくポイントを挙げたいと思います。
特に大人数の生徒がいる中で、気軽に質問ができないような状況では先生の意図していることを理解することが難しいこともあります。
Aさんの感想で“自分を押し殺す事になった”と振り返っているようにこの業界に入るためには「○○であらねばいけない。」「○○であるべき」「○○は嫌われる」というような形で伝える事があるようです。
確かに多くの合格者を見ている先生の経験から、その傾向をお話してくださっているのでしょう。けれども先生のお話の意図や解釈を間違えて、勝手に捉えると大変なことになります。
受験生の方々が自分の強みやアピールする部分を探すいわゆる自己分析をする際に、”合格するための姿ありき”で、スタートすると自分が見えなくなる可能性が非常に高くなります。
自分の勝手な解釈でAさんのようにせっかくスクールに通われている効果どころか、足を引っ張ってしまいますのでお気をつけ下さいね。
CAラボの自己分析で素のままでいいということを理解したAさんは、受講終了後に受けたスクールでの面接練習で先生から「一皮むけたね」とほめられるようになりました!と伝えてくださいました。
自己分析をして自分のアピールポイントや軸をちゃんと把握している方がエアラインスクールで面接練習されるのは実践に近い形でできますのでいい経験になります。
既卒の方なども、面接の実践がわりになりますので効果的です。
さらに、魅力的な元CAである先生の精神的なサポートや周りの人からの刺激は、一人で準備しているよりとても大きなエネルギーを与えてくれます。
ですので、スクール選びに迷われている方はエアラインスクールのメリット、デメリットを踏まえご自分の性格と照らし合わせながらスクール選びをされるといいと思います。
その際、自己分析なのか面接練習なのか全部見てくれるところがいいのか必ず目的を考えて選択していきましょう。
CA合格に直結する準備法
AさんがCAラボの講座を受けた一週間で何をしたのかお伝えします。
Aさんはご自分で自己分析が中途半端だから面接でも自信を持って答えられないとご自分で考えられていましたが、そうなんです!
面接で聞かれることは、すべて「あなた自身のこと」自分で自分をよくわかっていなければ結局いつまでも自信が持てません。
CAラボの自己分析講座終了した後、「エアライン企業研究講座」でANAウィングスを研究。
さらに自己分析で掘り出した自分のエピソードを頭の中に定着させるために「面接練習講座」で面接想定問題を繰り返し練習していただきました。
Aさんは、決して答えの内容を暗記したわけではありません。
しっかりとご自分の軸を理解していたので、その中から必要な事を伝える作業をすることにより、どのような問題にも答えられるよう応用力をつけただけ。
様々な面接質問を数多くやると質問の意図がつかめどのような質問にも対応できるようになります。
短期間でしたが集中的な面接練習により瞬時に自分のアピールすべき答えがでてくるよう面接脳作りをしていたのです。
CA合格に必要な事
最後にAさんは、CAラボの自己分析をオススメする点を一言で言うと?と尋ねたら「素直な自分を引き出し、認めてくれること!」という回答をいただきました。
これは自己分析する際のアドバイスでもあります。余計なことを考えず素直な自分をさらけ出し、それを認める。
ピンチはチャンス
何か変わらなくては!と勇気を振り絞ってメールをくださったおかげでCAラボの講座と出会い、Aさんはチャンスを掴み望みを叶えました。
ここからは、Aさんご自身のANAウィングスCA合格Storyです。
ANAウィングスCA合格Story
CAラボで自己分析をする前どんなことで悩んでいましたか?
自己分析が一人で出来ず、悩んでいました。
先輩や、同い年の友人で内定を頂いた人、誰もが「自己分析が何よりも大事」と言い、自分でも大切だと分かっていたものの、一人では深堀が出来ず…。かといって人に頼む事もあまりできず、自信のないまま面接を繰り返していました。
自己分析をする事で自分の軸が見えると周りから聞いていましたが、私の場合、結局何が自分の強み・軸なのかはっきりと理解しておらず、人前で言いきることも出来ませんでした。(恐らく、自分が自信を持ってこれが強みです!と言うのではなく、「面接官だったらこういう強みの方が好きで、逆にこういう強みは嫌みったらしいかな…?」などと、変に自分を作ろうとしていた気がします)
また、強みも、軸も何か一つに絞らなければいかない!とも思っていました。
CAラボを選んだきっかけは何でしたか?
他にどこかと比較しましたか?
CAラボにコンタクトを取った理由をお聞かせください。
あやふやのままだった自己分析を何とかすれば、自分自身変われるのではないか?と思っていたので、一対一で自己分析を徹底し教えて頂けるCAラボにコンタクトを取りました。
いつも人に頼ってしまうタイプの私は、沢山の人にアドバイスを貰う事で頭がゴチャゴチャになる為「いつも人に頼ってばかりではいけない」と思い、初めはコンタクトをとるのもためらっていました。(スクールにも通い始め、これ以上人に頼るのはダメかなあ…と。)
でもこのまま自己分析があやふやなまま自信を持たずに受験しても上手くいかないと思い、無料で気軽に相談できるという事もあり、「とりあえず何でも出来る事はやってみよう」と思いコンタクトを取りました。また、スクールの先生方はいつも忙しそうなので、スクールで一対一でみっちり対策を練るのは難しいと判断しました。
CAラボで自己分析をやってみていかがでしたか?
言い方が違うだけで似たような質問もありましたが、だからこそ何度も考え直すきっかけにもなりましたし、これまで大学時代の自己分析が主で、生まれた時の自分まで遡って深堀することがなかったのですが、今の自分の原点は生まれた時の環境にあったのだと気付くことが出来ました。
また、私は元気や明るい所や声を掛けられやすい所…だけは自信があったのですが、こういう事は誰もが言っていますし、エアライン業界では当たり前だと思い、別に面接で伝えるべきではないと勝手に思っていました。けれど、そういう元気や明るさでも長所として単に伝えるのではなく、どうしてその性格になったのか、そのきっかけを遡って深堀して下さったので、面接でも長所として言えるようになった事はとても嬉しかったです!
CAラボは、他の受験者とかぶるような事でも、言い方次第で自分のオリジナルなものを自己分析で創り上げて下さったと思います!!(特にその行動や性格の原点から遡る事で…)
また、私はいつも「こんな回答でいいのかな?」と不安で一杯だったのですが、山岡さんはいつも「それでいいんだよ!」とおっしゃって下さり、今まで言い文章を作ろうとばかりしていた自分から脱皮し、自信を持って、ありのままの素直な自分で話せるようになりました!!
CAラボの自己分析をオススメする点を一言でいうと?
エアラインスクールのためになった点
例えば、・内定をとる事をゴールとしないと教えて頂いた点
―選考が重なるにつれ、気付かぬ間に卒業までに内定を取らなければいけないと思ってしまい、逆効果だった。CAラボと出会い、素のままの自分が認めて貰えた事で、内定をとる為に自分を良く見せようとしなくなった。
・自分を主張しすぎない指摘された点。
―でもこれによって、何を言えばいいのか考え過ぎて自分の思っている事を言えなくなり逆効果になった事もありました。そこで山岡さんに相談した事で、自分を主張する=良く見せようとしてしまいがちでしたが、ここでもやはり素の自分で思った事を特に良く見せようとしなくても、気持ちを込めて言葉で伝えるだけで相手に伝わるんだと気付きました。
更に
・落ち込んだ時も、厳しい言葉で背中を後押ししてくれる
・ESの添削をして下さる
・ありきたりの受験者と同じにならないこと。型にはまらない事。
・面接だけでなく私生活からのご指導(私はESをいつもギリギリに提出していたので、そういう所から不合格に繋がるというお言葉を頂きました)
・面接やグループディスカッションの練習(数十名)だったので、他人の面接を見て、自分も直そうという気付きになりましたし、話している時の自分で気付かない癖を指摘して下さる
・学生の身分という事を理解させて下さった点。凄い事を言おうとしても所詮学生であり、出来る事は小さい。なので、良く見せるのではなく、今出来る小さな自分を認める事の大切さを学びました。最初から何でも出来ますと目上の面接官に証明するというより、CAとして頑張ってくれそうな人が受かるという事を気付かせて下さいました。
CAラボのためになった点
エアラインスクールとCAラボの違いはどんな点か?
・私の勘違いもあったのかもしれませんが、スクールではこの業界では「~と言う人は嫌われる」など聞いていた為、面接で話す内容も固定してしまい、自分自身を押し殺す事になっていた時がありました。
でもコンサルでは自分の全て認めて下さり、その話題を言うだけでなく、どういうきっかけでその行動をとったのかまで言えるようになりました。
・スクールではグループ面接練習の中、面接からもっと~言った方がいいというアドバイスを頂いただけですが、コンサルでは自己分析も一緒にして下さったので、自分の特徴などを知った上でアドバイスを頂けるので、アピールしていく幅が急激に増えました!
・人数が多いスクールでは、例えば面接練習の中二つのうちどの話題を出そうか迷った時も、どちらが良いか尋ねられる雰囲気ではなかったです。一方、山岡さんには話題選びで迷った時に相談出来ましたし、どちらの話題も無駄にしないよう、他の質問でもそれら話題を使えるようにして下さいました!
エアラインスクールとCAラボの違いにとまどった点は?
これからCAを目指す人に一言
田舎者出身で、CAになりたいと思ったのも最近で、身長も小さく…こんな私でも単に憧れだけでなく、なりたい!という強い想いを持って諦めなければ内定を頂く事が出来ました!
振り返ってみて、例え小さな出来事や特徴でも、自信をもって受験する事が一番だと思いました。そしてその自信をつけるにはやっぱり自己分析の大切さだと学びました。自己分析をし、己を知る事は私には時間がかかりましたが、これをした事で本当に自分でも分かる程自信がついてきましたし、その自信は必ず面接でも良い方向へ繋がったと思います。ありのままのちっぽいけな自分を認め、それでも自信を持って言うと、必ず相手の面接官に気持ちが伝わります!そして、自信がつけば「面接を受ける」という感覚が消え、「お話を楽しむ」と思えるようになり、それからいい調子で選考が進み、ついに内定まで頂きました。
諦めず、まえを向き、自分を信じ、そして人との繋がりを大切にし、日々感謝し続ける事で合格に繋がったと思います。一人では得られなかった内定だと本当に思います。家族、いつも励まして下さった多くの先輩後輩、友人、そして山岡さん…多くの方の支えが無ければ今の幸せな気持ちは味わう事は決して出来なかったと思います。本当にありがとうございました!!
ANAウィングスCAに合格するコツ
自ら積極に動き、辛いときもとにかくそこを超えるにはどうしたらいいかをひたすら考え行動し続けたAさん。
学生時代も、ご自分の興味とやりたいことに力を入れとても充実した生活を送っていらっしゃいました。
CAを目指してそれに向かって準備をしてきたのではなく、やってきたことやAさん自身がCAの資質と重なっていたために合格に繋げることができたと思います。
このように、その方自身とCAの資質が重なっていれば意識しなくても自然と重なってきます。
エアラインは様々な背景やニーズを持ったお客様に対応するために多様性への対応力をCAに求めています。例えばある一定の英語力を求めているのもその好例です。
様々な経験をしていれば、それだけ対応出来る人の幅も増え質も上がります。
学生時代、CAになるためだけに時間を使うのも良いのですが、もっとその先の自分の興味ややりたいことなどにも積極的に挑戦して自分の視野を広げていきましょう!
それが、ANAウィングスCAに合格するコツです。