外資系エアラインCAになるにはどうしたらいいですか?情報がありすぎて困ってます。
エアラインCAになるための情報はあふれていますよね。
外資系CAの採用試験の中身は?
エアライン受験準備何から始めたらいいの?
英文レジメってどう書くの?
英語面接ではどんなこと聞かれる?
そもそも英語力は?など
色々な情報を探されていませんか?
でも、結局一体何を信頼したらいいのかわからないという方もいらっしゃるのでは?
倍率とか難しい人気外資系エアラインCA受験は一人での挑戦が難しいものです。
なぜなら、独学では見過ごしてしまう重要なポイントが多く存在し、自己流の準備では成功への近道を逃してしまう可能性が高いからです。
最初は自分で準備していたけれど、なかなか結果に繋がらず結局エアラインスクールで数年かかってやっと合格した。という話も聞きます。
エアライン受験準備は最初が肝心
『成果に繋がりやすい準備の方法』を知ることが一番!
そこで今回は、倍率900倍を突破した独学外資系CA受験合格ノウハウ
(CAラボのプロフィールはこちら)
人気エアライン外資系CAに合格する5ステップ受験準備術をお伝えします。
「エアライン受験スタートする最初にそれを聞いておけば良かった!」とならないようじっくりご覧いただければと思います。
外資系CA受験準備は5つのステップ
結論から先にお伝えします。
外資系CAになるためのエアライン受験準備は以下の5つのステップがあります。希望するエアラインに合格するまで、このサイクルをひたすら淡々と回していくだけです。
- 現状把握
- 自己PRをまとめる
- 書類作成
- 英語面接対策
- 本番実践
Step1現状把握
まず、希望する外資系エアラインの採用HPでRequirements(募集or応募要項)を確認します。日本で採用活動が行われる外資系エアラインは、過去の要項なども探せることもあり参考になります。
以下のような感じでネットで検索すると、そのエアラインの客室乗務員になるための必要な情報が見られます。
検索ページのトップに、”Cabin Crew”がでてきますのでそこを開きます。そうするとエミレーツ航空の客室乗務員に応募するための情報がたくさんでてきます。
そこにはたいてい“Requirements”(応募資格)が載っていますのでそこをチェックします。エミレーツの場合は、”Who we are looking for”がそれに当たります。
例えば、
年齢
学歴
身長・アームリーチ
求められるスキル
英語力や必要なTOEICの点数
労働VISAなど
この中で、あてはまらないものがあればそこが課題となりますので、具体的な解決策を考えます。
特にTOEICなどは他の受験準備と平行してなるべく早く基準の点数を取得しましょう。
また、日本で受験できる外資系エアラインでCA合格後に本国ベースとなる場合は、通常エアライン側が労働ビザなど働くに当たっての必要なものは用意してくれます。
ただし、海外でのエアライン受験には注意が必要です。
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどの外資系エアラインの日本人を含む外国人採用は、現状永住権や労働ビザなどをすでに持っていることが前提となります。
条件は変わることもありますが、応募資格の項目では必ず国籍を確認してください。
日本人対象で、中でも日本で行われる外資系エアラインCA採用試験ならば、心配する必要はないと思います。
Step2自己PRをまとめる
ここからは、Step1で出てきた課題対策と平行して行っていきます。
Step2では、あなたについて的確に自己アピールできるよう情報をまとめる作業をします。
作業の中心は自己分析と企業研究です。
-
- 自己分析: 自分の性格、価値観、スキル、適性、そして客室乗務員の職務などを正確に把握します。それによりその仕事が自分に合っているかどうかを判断できます。また自分自身を深く知ることで、面接や選考プロセスでの自己アピールや強みを的確に伝えることができます。
- 企業研究: 航空会社は世界中たくさんあります。中でもどうしてそのエアラインを選ぶのか理由を探します。また、そのエアラインの求める人材像を把握するのに役立ちます。企業研究を通じて、志望理由が明確にします。
これらの作業を通じて、あなたにしかない強みを言語化します。
さらには、アピアランス(見た目や印象)などでもどうアピールしていくか?セルフブランディングに関しても設定していきます。
このステップの最後には、英文レジメや面接などで回答の一貫性をたもつために情報をまとめぶれない自分軸を設定しましょう。
そうすることにより、何を伝えたら良いかが明確になります。次のステップの書類作成や英語面接で使用しますので、ここでの準備の質を高めることが大切です。
Step3書類作成
外資系CAのエアライン受験で準備をする書類はたいてい以下のものです。
- 英文履歴書(レジメ)
- アプリケーションフォーム
- カバーレター(*エアラインによって違います。)
英文レジメとアプリケーションフォームはほぼ同じ内容です。
ですので、最新の情報を載せた英文履歴書を用意しておくと慌てることがないと思います。
ただ、英文履歴書をフォーマットの決まった日本語の履歴書と同じような感覚で用意すると、書類通過の可能性を下げることがありますので注意が必要です。
ここでのポイントは、最近の外資系エアライン採用試験の傾向としてAIの技術が活用されているということ。
外資系航空会社は書類選考などでATSと呼ばれるAIの技術を使用して選別しているということを聞いたことがありますか?
ATS(Applicant Tracking System)は、企業が大量の履歴書や応募書類を効果的に管理し、選考プロセスを効率的に進めるためのシステムです。
事前に設定されたキーワードやスキルに基づいて、候補者の履歴書を検索したり、求める条件に合致した候補者を迅速に見つけることができます。
つまり、AIによってあなたの英文履歴書やアプリケーションフォームは判断されてしまう可能性があるのです。
ですので、外資系エアラインの書類選考を通過するためにはしっかりとAI対策がなされている書類を作成する必要があります。
でも、果たしてそれがあなたが受験するエアラインで導入されているのか?
どの程度使用されているのか中の人でもない限りわかりません。
ですが、これまで外資系エアラインCA受験に応募する英文履歴書を添削してきた経験からお伝えできることがあります。
それは受験生としてできる対策は、英文履歴書、アプリケーションフォーム、カバーレターすべての書類でStep2で準備した自己PRの内容を全面的にアピールすることです。
Step4英語面接対策
英語面接対策は、数多くの英語面接質問を使って伝える練習をしていくのみです。
Step2の自己PRでまとめた情報(自分軸)を使って、様々な質問に対して効果的に伝える練習をします。
ですが、面接英語質問はたくさんありますよね。
回答丸暗記なんてことをしようとすると、エンドレスになりますからおすすめしません。
しかも初めてですと、面接質問一問ごとにどう回答したらいいか壁にぶつかりがち。そのたびに時間をとられますし、やっていくうちにこれでいいのかどんどん不安になってきます。
こんなふうにやっていると、自信がなくなっていきますので気をつけてくださいね。
やみくもに練習するより効果的な方法があります。
学校や仕事で忙しい合間を縫っての準備では、効率的な方法を使った方が得策です。
それは、英語面接質問の意図を捉えること
↓
意図に沿った回答練習をする(自分をアピールするための最適な情報を伝える)
それができるようになると、どのような質問が来ても頭の中で仕分けして回答に必要な自分の情報に紐付けすることができるようになります。
自己PRでまとめた自分軸から情報を引っ張ってきて一貫したあなたの魅力を伝えることができます。
そして、面接回答丸暗記ではなく、自己PRのポイントだけしっかりと頭に入れておきます。あとは、質問の意図に合った回答が出来るようにひたすら練習します。
難しい単語や凝った表現などする必要はありません。
自分の現状の英語力で使えるボキャブラリーやフレーズを駆使して伝える練習をするといいです。
覚えてきた感なく、スムースなコミュニケーションができることは英語力の高さをアピールできるコツです。
加えて、外資系航空会社の英語採用面接ではよくロールプレイの質問があります。
たとえば、いかのような質問です。
(お化粧室でお客様がたばこを吸っているのを発見したときあなたはどうしますか?)
これはあなたが客室乗務員として○○な状況の場合どう対応しますか?とか、レストランのマネージャーで○○な状況のお客様がいます。あなたはどう対処しますか?など具体的な役割と状況設定があってそれにどう対応するかを回答する質問です。
そういった質問に対しては、客室乗務員の仕事内容をよく理解することとCustomer Service(接客)の知識やスキルを活かして回答します。
未経験の方は、状況を仮定して自分だったらどうすると想像しながら最適な回答をしましょう。
最終的にはどのような質問が来ても、内容を理解して自分の言葉で最善の回答内容を最低限相手にわかるよう伝えられるようになること。自信を持てるまでひたすら練習するのが理想です。
Step5本番実践
書類選考の中で、ビデオインタビューや電話インタビューなどを取り入れる外資系エアラインもあります。
また、Face to Face Intervew(対面面接)と呼ばれる面接のステージではグループワーク、グループディスカッション、グループ面接など様々なアクティビティがあります。
最終面接では個人面接というのが主流です。
日系のエアライン受験に関しては面接マナーがよく取り上げられますが、外資系エアラインでもマナーは大切です。
1次面接から最終面接までの本番実践のプロセスの中で、受験生として気をつけたいポイントは
さらに、選考試験の間のメンタルも重要です。
特に、最終面接はゴールが近いので自分自身をどうコントロールするかで結果も変わってきます。
適度な緊張は、集中力をキープできるのである意味必要です。それでも過度なものは足を引っ張ってしまうため、自分なりの対策をすることをおすすめします。
そして、実際本番受験をしたら、その貴重な経験を次につなげるために良かった点と悪かった点を挙げます。
良かった点は、誰も見ていないところで大いに自分自身を褒め称えましょう!悪かった点は次にどう改善していくのかを考え行動します。
これでStep1の現状把握に戻ってきた状態です。
ここからまた、課題を改善しながらレジメをアップデートし希望のエアラインの募集がでるまで面接練習をする。
外資系CAに合格するまで淡々とステップを繰り返します。
難しいかもしれませんが、合否の結果にはあまりフォーカスしないほうがいいです。一喜一憂するとだめだった場合、通常のモードに戻ってくるまで多大なエネルギーが必要だからです。
大切なのは、納得のいく受験だったのかどうか。
人気外資系エアラインのほとんどは、不合格の場合6ヶ月たてば再チャレンジできます。2度3度の挑戦で合格した方たちもたくさんいます。
ですが、外資系エアラインの募集はたいてい不定期なので、チャンスは限られています。
絶好の機会を逃さないよう、できる限り最善の準備をして臨んでくださいね。
人気外資系エアラインCAになるには
以上、外資系CA合格するためのエアライン受験準備5つのステップをお伝えしてきました。
今回お伝えした内容は、成果の出やすい準備をするための大まかなガイドラインです。
人気外資系エアラインの書類選考が通って
さらに
最終英語面接を突破できなかった方があっさり合格してしまったり
初受験で人気外資系エアラインCAに合格
などなど
人気外資系エアラインCA合格を引き寄せた準備はこちらです