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【エアライン企業研究】フィンエアCA採用募集や求めるCA像を日本語で解説

エアライン企業研究

フィンエアの客室乗務員になるための企業研究

企業研究を行う目的は、求める人材像の把握と志望動機をまとめるための情報集めです。

そして、フィンエアCA合格につなげるためには

  1. どのような情報を集めるか?
  2. その情報をどう活かすか?

それによって、英文履歴書や英語面接でアピールの質が変わります。

今回は、1のどのような情報を集めるかについて

2019年に行われたフィンエアのCA募集要項を基に、日本語での解説と求めるCA像などで詳しくお伝えしていきます。

フィンエアについて

フィンランドのナショナル・フラッグキャリアであるフィンエアは長い歴史を持つ航空会社の一つで設立は1923年、首都ヘルシンキを拠点にしています。

ヘルシンキは地理的な環境に恵まれて欧州とアジアを結ぶ最短経路に位置し、西欧の都市では唯一、24時間以内でアジアとの空路を往復することが可能。

フィンエアは、ヨーロッパのゲートウェイでもあるヘルシンキからその地理的な優位性を活かしてアジアの主要15都市に就航。

アジア各都市からの乗客の多くは、ヘルシンキからさらに先の40ヶ所の目的地へ向けて接続便を利用しており、欧州圏内の最終目的地は60を超え、フィンエアにとってのアジア便はまさにドル箱路線。収益全体の約半分をアジア便が占めているそうです。

フィンエアCAになるための企業研究

フィンエアは、2030年までに2000万人の顧客獲得を目指しています。

Finnair’s strategic objective is to have 20 million passengers by 2030. Customers are at the heart of everything we do, and our vision Unique Nordic Experience comes alive in our everyday encounters with customers. With excellent customer service across the customer journey and lifetime, we can have the biggest influence on customer satisfaction, and they want to fly with Finnair again and again.    (募集要項より引用)

参考までに以前は、2018年までにアジア路線を倍増することを戦略としてかかげ急成長している途中で、アジア便の収益を10年間で倍増させる計画の達成に向けて奮闘しているという内容が書かれていました。

日本人のお客様へ対応するためにヘルシンキベースで日本語と文化の対応力を持った人を新たに採用しようとしています。

ベースは?
ヘルシンキ
働く路線は?
日本路線と日本人に人気のあるヨーロッパ線に乗務
雇用形態は?
permanent full-time employment(正社員フルタイム)
*訓練と健康診断に合格するのが前提。
訓練の長さは?

8週間

フィンエアCAの応募条件

◆Completed secondary education (upper secondary / vocational school)  (高校・専門学校修了)
◆At least 2 years of experience in face-to-face customer service  (最低2年間のお客様と直接接する接客業の経験がある)
◆Fluency in English and Japanese is required, other language skills are considered an asset  (英語・日本語必須、他の言語も利点となる)
◆Excellent understanding of Japanese culture (日本文化に精通)
◆Ability and willingness to understand and follow instructions  (指示を理解し従う能力と意欲)
◆Positive can-do attitude (前向きでやる気のある態度)
◆Height minimum 160cm  (身長160㎝以上)
◆Normal color vision and distant vision using both eyes 0.7 or better (with or without glasses)  (正常な色覚、両眼で0.7以上(眼鏡あり・なしかかわらず))Normal hearing  (聴覚正常)
◆Ability to swim minimum 50 meters  (50㍍泳げる)
◆Good general health (minimum requirement EASA Part Med Cabin Crew and Finnair regulations). In general, this means, that the applicant should have no long-term medical conditions, especially conditions requiring continuous or recurrent medication or regular follow-up.  (健康状態良好、長期間の継続的な治療や定期的なチェックが必要な療養期間がない)
◆No visible tattoos, piercings or teeth jewelry  (目に見える部分にあるタトゥ、ピアシング、歯につけたジュエリーがないこと)

フィンエアCA募集の応募方法

オンラインでの応募になります。応募フォームにCV(英文履歴書)等の必要書類を添付して指定された場所に送ります。

応募後は、フィンエアからの連絡を随時確認しましょう。

また、オンラインアプリケーションでは割と記載する項目や提出物などもあり準備をしていない方は、時間がかかりますので早めに取りかかるといいです。

応募した後の流れ

 

ちなみに前回は、オンラインで応募→Web テスト⇒ビデオインタビュー⇒面接でした。

 

フィンエアのCAの呼び方は、Cabin Crew』となっています。レジメなどにはこの呼称を使いましょう。

英文履歴書の書き方はこちら

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フィンエア募集から訓練までのタイムライン

2019年に行われた募集を参考にしています。

Application period: September 2019
◆Online assignments and a video interview: October 2019
◆Online medical survey: October 2019
◆Assessment days: 6.11.2019 in Finland and around weeks 46 and 47 in Tokyo, Japan. You can choose which date and location suits you the best.
◆Medical check: November/December 2019
◆Training: January/ February 2020
募集フィンエアCA募集から訓練までの流れ
  • 2019年9月
    応募期間
  • 2019年10月
    オンラインテスト&ビデオインタビュー
  • 2019年10月
    オンライン健康調査
  • 2019年11月
    面接:2019年11月6日フィンランド、2019年46,47週目(11月11日~24日)どちらか好きな方を選ぶ)
  • 2019年10/11月
    健康診断
  • 2020年1/2月
    8週間の訓練開始

フィンエアのCA

フィンエアで働く上海ベースのCabin Crewの動画です。(フィンエアが創立90周年を祝って作られた動画)ローカルクルー(主に決まった路線を飛ぶ乗務員)として何を求められているのかそしてイメージをつかむ参考になります。

動画はこちら

Finnair Through the Eyes of Cabin Attendant | Celebrating 90 Years of Aviation

動画日本語訳

乗り継ぎのお客様が多く、中にはフィンランドを訪れる方もいるのでフィンランドについてフィンエアについてお伝えしています。お客様の手助けをするのが、仕事。お飲み物やお食事などの通常のサービスに加えて、お客様に頼まれる前に何を欲しているのか?を意識することを心がけています。中には、飛行機が怖い方もいらっしゃいますし、なかなか話しかけられない方もいらっしゃるので快適な空間を提供するために積極的に話しかけたりしています。あるとき、赤ちゃん連れで手を怪我され手荷物を3つ持っていらっしゃったお客様がいらっしゃいました。「何か出来ることはないか?」と話しかけ、ミルクやおむつを取り替えたりしました。目的地に到着して飛行機から降りる際も、荷物を持つなどお手伝いをしました。仕事は楽しんでいます。フィンエアーで働いている理由は、フィンエアのカルチャー(社風)が好きだからです。働く人はとても親しみやすく良い人達です。フライト中は協力し合います。大きな家族のようです。フィンエアの歴史から学ぶことは、「変化」です。フィンは常に変化しています。もう一つは、何かをしようとしたときには継続して先へ行こうとすれば、90年変わらずそしてその先も進んでいけると考えています。

フィンエアで働く環境は?

フィンエアの客室乗務員は、月に10日間のお休みがあり、フルタイムで働くと約110時間働きます。この時間は月によって、人によって、資格によって変わってくるそうです。

フィンエアの客室乗務員として働くために知っておくべき情報はFinnairのHPに載っていますので、そちらを参考にしてください。

フィンエアの求めるCA像

いかがでしたでしょうか?

募集要項やHPなどをよく読むと、フィンエアの求めるCA像がよくわかります。

応募に関してはまず、上記の募集要項に当てはまっていることが大前提。

そして、フィンエアの今後の方向性を理解し、最終的にはお客様の安全を第一に快適に目的地へご案内し、更にまた乗っていただきたいと思ってもらえるようなサービスが出来る人がフィンエアの求めるCA像と考えます。

札幌路線定期就航も決まったフィンエア、今ヨーロッパの中で一番勢いのあるエアラインと言っても良いのではないでしょうか!

乗務路線は、日本路線だけでなく日本人のお客様の多いヨーロッパの近距離線も飛ぶチャンスのあるフィンエア、ヘルシンキベースですが正社員採用なので落ち着いて長く働けそうですね。

企業研究の情報の活かし方

今回、企業研究ではどのような情報を集めるかをフィンエアをケースにとってお伝えしました。

フィンエアの企業研究で集めた情報を使って、強みや志望動機をまとめて自分をアピールする内容を英文履歴書やビデオインタビュー、面接回答へ活かしていきます。

企業研究をフィンエアCA合格につなげるためには、情報の活かし方がさらに大事です。

そのノウハウは「外資系エアラインCA独学合格動画講座」でお伝えしています。

外資系エアラインCA合格実績のある再現性の高いノウハウです。

あなたも自分の言葉に自信を持ってフィンエアCA受験にチャレンジできますよ♪

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英語で伝える力鍛えてますか?↓↓↓

外資系エアラインの英語面接スキルをアップさせる方法
外資系エアラインの客室乗務員を目指して準備しているとき、自分の英語力をもっともっと上げたい!と思いますよね。特に英語面接で使う英語力を効率的にUPさせたい!という方にアドバイスです。
この記事を書いた人
CAラボ

➤「私らしさ」を伝えられず悩むCA受験生をサポート
(エアラインCA受験特化型「自己分析ツール」使用)
☆日系エアライン既卒/新卒逆アピール合格
☆JAL/ANA既/新卒3ヶ月以内スピード合格
☆日系/外資系CA/GSダブル/トリプル新卒合格など
<経歴>
元外資系エアラインCA(KLM/UA/BA)17年間乗務+新卒時JAL/ANA独学合格

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