外資系エアラインCAに独学でチャレンジするなら『外資系エアラインCA独学合格講座』

外資系エアラインCAになるには?試験の流れや合格対策

外資系エアラインCA

外資系エアラインのCAになるにはどうしたらいいのでしょうか?

外資系エアラインのCA・客室乗務員になりたい!と決意されていざ準備を始めようと思ったときに

一体どのような採用試験なのか?

どのような人が合格するのか?

外資系エアラインの客室乗務員に合格する為にはどのような準備をしたらいいのか?

よくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ゼロからのスタートって不安ですよね。

私自身も日系エアライン受験経験はあったものの、独学で外資系エアラインのCA採用試験についての知識は全くなく不安でしたのでよくわかります。

そこで、欧米英の外資系エアライン3社合格経験を基に、初めて外資系エアラインの客室乗務員採用試験を受験する人が就活準備を始める際に知っておくと役に立つことをお伝えしていきます。

実際の外資系エアラインCA受験準備の流れなどはこちらで伝えています。こちら

外資系CAになる5ステップ準備法:人気エアライン攻略術
外資系CAになりたい!でも何から始めたらいいの?そんなあなたへ、エアライン受験に効率よく合格するためには、質の高い情報と正しい方向性の就活準備が必要です。サクッと外資系CAに合格してしまうには何をしたらいいのか欧・米・英のエアラインで乗務した元外資系CAがお伝えします。

外資系エアラインのCA採用試験の流れ

通常、外資系エアライン自社HPなどに募集が出ます。

通年、オンラインで応募ができ採用試験が行われる時にビデオインタビューや面接試験などに招待するエアラインや、採用期間だけHPから応募できる所など各社まちまちですが、オンライン経由で応募するのが主流となっています。

また、日本で行われる外資系エアラインの採用試験は最初の段階はエアラインスクールなどが採用代行して行う場合もあります。

そのときは、そのエアラインスクールのHPなどでも募集発表が行われているようです。

募集がでると、オンラインで必要事項を入力してTOEICの証明書など必要書類を添付したり、中にはレジメ(英文履歴書)やカバーレターなども添付するタイプのエアラインもあります。

オンラインで応募するときは、レジメの内容(学歴や職歴など)を入力することが多いので、あらかじめアップデートされたレジメを準備しておくことをお勧めします。
また、オンラインで応募する際のアプリケーションについてのチェックポイントは以下の記事でお伝えしています。

オンラインでアプライしたあと、最近はビデオインタビューを受験させる外資系エアラインが主流になりつつあります。

ビデオインタビューについてと、準備法は以下の記事をご覧下さい。

【CA就活ビデオインタビュー対策】動画録画準備と通るコツ

ビデオインタビューはこれまでの書類選考がデジタルに変わったと考えればいいと思います。

このビデオインタビューをパスすると、対面インタビュー(Face to Face Interview)に呼ばれます。

対面インタビューの中身も、エアラインによってまたその採用活動によって内容が変わります。ですが、たいてい以下の項目の組み合わせによって行われています。

◆グループ面接
◆グループワーク/グループディスカッション
◆個人面接
◆English Test
◆Written Test(エッセイなどの筆記試験)
◆Psychometric Test(適性テスト)
◆Medical(健康診断)

 

ご自分の受けたいエアラインが過去にどのような試験を行っているのかを知る為には、少し古いですがこちらの本なども参考になります。

エアラインが求めるCA像は4タイプ


求める人材像を理解するためにエアラインを上記の表で地域別にわけてみました。

おおまかに日系、アジア系、中東系、欧米系エアラインの4種類。文化的な違いで別れています。

それぞれ隣同士重なっている部分があり、求めるCA像は似ているところもあれば、独特な部分もあります。

客室乗務員の仕事をするにあたって、基本的に必要な資質はどのエアラインでも同じです。

ですが、4つの系統のうち、どこのエアラインを目指すかによって求める人材像が若干違って来ます。

文化的な違いは、求める人材像もそうですが職場環境などにも違いがでてきます。特に中東系は、宗教を背景にした価値観などきちんと理解しておくといいです。

また、KLMオランダ航空やフィンエアのように主に日本路線や日本人のお客様が乗る1部路線に乗務する日本人客室乗務員。

またエミレーツ航空などのように全ての路線に乗務する客室乗務員として採用される2種類あります。

特に日本人客室乗務員として採用される場合は主に日本路線を飛ぶので、日本の文化やおもてなしに精通して所作やことばづかいなどもしっかりとできている人が求められます。

ちなみに、よく外資系エアラインの募集要項に『日本文化に精通していること』とありますが、それについて例えば”着物の着付けができる”などを使った『精通している』アピールは、的を外したものになりがちなので注意が必要です。

外資系CAの英語力について

採用試験や訓練をパスするためにも機内で働くためにも英語でのコミュニケーション能力など、自分の考えや言いたいことを相手に伝える力、相手が言っていることを理解する力は最低限必要です。

詳しい内容は以下の記事でお伝えしています。

【CA英語力】CAが仕事で使う英語のレベルや内容をお伝えします。

ただ英語力などはネイティブレベル位必要なのか?不安に思われるかもしれませんよね。ネイティブのようにすらすら話せるにはこしたことはないですが、必ずしも必要ではないです。

実際、外資欧米系エアライン3社で17年間働いてきましたが日本人客室乗務員でネィティブや帰国子女の人は少なく、逆に留学経験が全くない人もいました。総じて、英語を使ったコミュニケーション力に長けている人が多かったです。

最初から、留学経験がなくても上手な人もいらっしゃると思いますし、長年フライトをしている上で英語を身につけてきたという方もいらっしゃるのではないかと思います。

私自身、高校時代1年間アメリカで過ごした経験はありますが帰国子女ではなく、実践的な英会話スキルは仕事をしながら身につけてきたという感じです。

CAになるために留学を考えていらっしゃる方は、こちらの記事でアドバイスしています。

【CA留学】CA合格に留学は有利?CAに役立つ留学をするコツ

またこれから、目指す方は外資系でもエアラインによっては、TOEICなどの点数を提出するところもありますので募集要項に書かれているTOEICの点数をしっかり確保することも必要です。

TOEIC点数がとれていないという方、目標点数をすでに取得した方のその後の英語勉強法などは以下の記事でお伝えしています。

【CA英語TOEIC】エアラインCAに合格する必須英語力と対策法

外資系航空会社CA合格面接準備

必ずやっておくこと

外資系エアラインの募集時期は、予測不可能なのでいつ出てもいいようにあらかじめレジメなどは常にアップデートして準備しておくといいでしょう。

また、英語面接準備も募集が出てから対応するのでは遅すぎます。

最終まで行くのに結果に繋がらない方は、英語面接準備不足が原因のことが多いです。

「もう少し英語力があれば良かったのに」と、泣く泣く不合格にしたという話も聞いたことがあります。

これは本当にもったいないですよね。

準備不足でせっかくのチャンスを見逃してしまうことのないように、TOEICの点数取得と面接英語対策はしっかりとしておきましょう。

英語面接で必要なスキル

また、外資系エアラインではどのような英語力が評価されるのか気になるところだと思います。そのあたりについては、アメリカの航空会社を受験した時の私自身の英会話テストのエピソードで、綴っています。

外資系企業の英語面接で評価される英語力とは

基本的な準備は、日系エアラインと変わりません。自己分析をして自分の軸を作ることです。そしてその情報を簡単な英語表現で伝えられるよう頭に入れます。

英語を話すことにあまり自信のない方、特に英語面接で使う英語力を効率的にあまり時間や経済的な負担をかけずにUPさせたい!という方へは下の記事でアドバイスしています。

外資系エアラインの英語面接スキルをアップさせる方法

外資系エアライン面接対策

他には、欧米系、中東系、アジア系エアラインでは、文化的なことや会社のブランド戦略などにより求める人材像が若干異なってきます。企業研究でそのあたりの傾向を把握し、様々な質問を使って面接質問対策などをしていくといいです。

あとは、客室乗務員の立場になってどう対応するかなどのロールプレイ問題が出題されることもあります。CA経験者ならば答えられる内容でも、未経験者の方にとっては答え方など不安に思われることもあると思います。

それに関しては、しっかりと客室乗務員の仕事を理解する事が一番です。客室乗務員は保安要員とサービス要因の2つの役割を担っています。そこを理解した上でロールプレイ問題には対処していくといいですよ。

そして最終面接までくると、後一歩!合格を手に入れるために知っておくと良い、”最終試験で特に意識すること”などを伝えています。

外資系エアライン客室乗務員採用試験の最終面接突破するには

また、英語面接ではネィティブ、ノンネィティブどちらの方にも理解してもらいやすく伝える事が重要です。そのためにだれにでも理解しやすいよう論理的に伝えるよう意識してくださいね。

外資系エアラインCA合格後のトレーニング

外資系エアラインに合格した後は、通常本国へ行って数週間のトレーニングに参加します。

私はイギリス、オランダ、アメリカ3カ所で訓練を受けましたが一番キツかったのがアメリカの航空会社。毎週試験があり80%とれないと即刻脱落。けれどもイギリスやオランダで受けた訓練は試験はあったものの、雰囲気は穏やか。会社によって全然違います。

訓練はすべて英語ですので、ついていけるか不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かに、留学経験のない方にとってはハードだと思います。

けれども、それまでの採用試験で英語を使って自分を伝え、高い倍率をくぐり抜けたことを思い出してください。そしてそこに自信を持って下さい。

逆に言えば英語力を身につけるチャンス!人は切羽詰まったときには普段ない力が出たりします。同期にはCA経験者の方もいらっしゃると思います。そういう人に助けてもらうのも1つの手です。チームワークで乗り切って下さいね。

詳しい訓練の内容などは以下の記事でお伝えしています。

CA合格者必見!CAの訓練は辞めたい人続出?厳しいその内容とは?

この記事を書いた人
CAラボ

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(エアラインCA受験特化型「自己分析ツール」使用)
☆日系エアライン既卒/新卒逆アピール合格
☆JAL/ANA既/新卒3ヶ月以内スピード合格
☆日系/外資系CA/GSダブル/トリプル新卒合格など
<経歴>
元外資系エアラインCA(KLM/UA/BA)17年間乗務+新卒時JAL/ANA独学合格

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