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【JAL・ANA企業研究】客室乗務員合格に繋がる効果的なやり方

エアライン企業研究

ANAとJALの違いがよくわからない。どうやって企業研究をしたらいいの?

ANAやJALに合格する為の効果的な企業研究

 

就職活動をするとき「自己分析」とならんで必ず聞く単語が「企業研究」もしくは「企業分析」。

 

就活するために、企業に関することを研究するというのはわかるけれど実際何の為にやるのか?何をやるのか?それを就活にどのように活かしていったらいいのか?あいまいな方もいらっしゃると思います。

 

なんとなくこんな感じかなぁ?とか周りがやっているやり方でやってしまうと何の効果も得られず、むしろ無意味な時間を費やしてしまう可能性もあります。

 

そこで今回はJALやANAの客室乗務員に合格するための企業研究のやり方をお伝えします。

 

客室乗務員に合格するための企業研究とは

客室乗務員になるために、希望するエアラインに合格する為にあなたはどのような企業研究をしていらっしゃいますか?

 

私がJALやANAを目指した新卒受験生の頃、同じ客室乗務員を目指している友人が必死になってこの空港3レターコードや所有する機材の名前を覚えていました。

 

それを見た私は、客室乗務員になる前からそんなことまで覚えなくてはいけないのか?と衝撃を受けいざ覚えてみようとしましたが、あまりにも数が多すぎたのと覚える意図がよくわからなかったために挫折した経験があります。

 

もしかしたら、あなたも

✔所有している飛行機の種類、就航地空港の3レターコード(成田NRTなど)を覚える

✔JALやANAのおもてなしなどが書かれた書籍を読む

などしていませんか?

 

客室乗務員になるためにJALやANAのおもてなしについて書かれた書籍や元CAの方が書かれたサービスに関する本などもよく読まれている方もいらっしゃると思います。

 

実は、これらも企業研究の一環と考えていらっしゃるかもしれません。でも残念ながらちょっと的外れです。

 

サービスについて書かれた本を読むのは、自分が提供したいサービスは何か?ということを考える際に役に立つかもしれませんが、その前にしっかり就活で合格に繋げるための企業研究をやる必要があります。

 

やり方については、後ほど説明しますね。

JALやANAの企業研究をやる目的

 

エアラインを目指すあなたは、すでに行きたい業界や会社が決まっていますので、企業研究はかなり絞ってやることができます。

 

エアラインの客室乗務員に合格する為の企業研究の目的は2つ

①JALやANAは、自分が働く会社として本当にふさわしいのか?ということを探る(志望動機を作るのに役立ちます。)

②JALやANAの求める人材像を探る(自己PRを作るのに役立ちます。)

 

JAL、ANAは自分がやりたいことや目指したいことを叶えることができる企業なのか、そういう環境が整っているのか?

 

エアラインに寄り添った視点ではなく、自分軸(仕事を通して叶えたいことやなりたい姿)を基準にJALやANAを客観的に見る必要があります。

 

そのエアラインに入りたい!と言う気持ちが強いと、どうしてもその会社のことを都合良く解釈してしまいがちです。

 

それが、志望動機にも表れて理念に共感とかおもてなしに感動してなどJALやANAへの賞賛で志望動機が終わってしまうパターンがよくあります。

 

これでは、単なる一方的なラブレターと同じであなたの姿は全然見えてきません。 きっとJALやANAの採用担当の方は、その先が聞きたいのに!と残念に思っているに違いありません。

 

エアラインもあなたを採用プロセスの中でチェックしていきますが、あなたもJALやANAをあなた視点でチェックする必要があるのです。 それがJALやANAの客室乗務員に合格する為の企業研究です。

 

効果のある企業研究のやりかた

では、効果のある企業研究はどのようにしたらいいのかをお伝えします。 JALやANAを自分目線で評価しなくてはいけないので、そのためには基準が必要です。

 

自分のやりたいことを叶えるにはどのような環境が必要なのか、どういう仕事ならそれがかなえられそうか?など評価基準を作成します。 これは、自己分析をやることでできます。

 

自分の軸がないと基準がわからないので、自分の軸を自己分析から作成します。 自己分析についてや自分の軸の作り方はこちらで説明しています。

 

自己分析(本質分析)
「自己分析(本質分析)」の記事一覧です。

 

自分の軸が完成したら、まず業界研究をします。 エアライン業界研究はSWOT分析を使って強み/弱み/機会/脅威の4つの切り口で日本のエアライン業界を探って行くといいです。

 

参考記事&URL:

SWOT分析実例/日本の航空業界:SWOT分析――やめられないとまらないSWOT分析講座――SWOT分析実例/日本の航空業界:SWOT分析――やめられないとまらないSWOT分析講座―― 

 

その次に、JALやANAの個別の企業研究です。

 

まず、これも上記でご説明したSWOT分析を使ってやると客観的に見ることができます。そして、自己分析同様に、JALやANAの過去、現在、未来を把握します。

 

JALやANAの情報源はHPを始め、社長や社員の方のインタビュー記事、またJALやANAについて言及している雑誌記事など探せば様々な情報をすべて無料で得ることが出来ます。

そして、具体的には以下の様なことを調べます。

会社の理念やビジョン
会社の歴史
JALやANAが目指す目標
社長の名前
JAL/ANAのライバル会社
JALやANAに関連した最近の出来事
自分と共通する点
共感する点
雇用待遇や福利厚生/キャリアステップなど
客室乗務員の仕事

 

ここまでやるとかなり情報が集まります。そうしたらそれを見ながら、自分の軸と照らし合わせて、何故JALやANAが自分が働く会社としてふさわしいか?と言う理由を考えます。

 

出来上がったモノが、あなたのJALやANAの志望動機となります。

 

また、それと同時に目的②JALやANAが求める人材像をさがすためとお伝えしました。今度は企業研究で得た全情報から、JALやANAが求めている人材とはどのような人材かを自分なりに考えます。

 

そして、自己分析で作成した自分軸の自分の強みやスキルなどと比較します。何個か共通するモノが出てくると思います。

 

そのポイントを、JALやANAでしっかりアピールするようにしてください。 これがあなたの自己PRなどに使える最強アピールポイントとなります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

企業研究は、そのエアラインをターゲットにしたアピールポイントを探し当てることができます。また、自分が働くにはJALやANAでないとだめな理由も論理的に相手に伝えることができます。

 

さらに、ANAなどの面接質問で良く聞かれる企業研究系の質問(*ANAが世界リーディングエアラインになるにはどうしたらいいと思いますか?)なども自信を持って答えられるようにもなります。

 

JALやANAの客室乗務員を目指している方は自己分析同様是非、この企業研究もしっかりと行ってくださいね。

 

JALやANAに合格するための
自己分析&企業研究はこちらでもできます。>>>

この記事を書いた人
CAラボ

➤「私らしさ」を伝えられず悩むCA受験生をサポート
(エアラインCA受験特化型「自己分析ツール」使用)
☆日系エアライン既卒/新卒逆アピール合格
☆JAL/ANA既/新卒3ヶ月以内スピード合格
☆日系/外資系CA/GSダブル/トリプル新卒合格など
<経歴>
元外資系エアラインCA(KLM/UA/BA)17年間乗務+新卒時JAL/ANA独学合格

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