アメリカの客室乗務員と飲酒ルール
パイロットや客室乗務員の飲酒のニュースがありました。
乗務員の倫理観が問われるところですが、客室乗務員やコックピットクルー(運航乗務員)の飲酒は、だいたい通常フライト12時間前から禁じられています。(国やエアラインによって違います。)
アメリカでは、on duty(仕事中)の乗務員に対してドラッグやアルコールなどのランダムチェックがあります。
私も、一度だけ、このチェックに遭遇しました。
フライト後、機内に係員が入ってきて名前を呼ばれてその人達は別室で尿を提出してチェックを受けます。
名前は呼ばれませんでしたがなぜか、悪いこともしていないのに小心ものでドキドキしたのを覚えています。
お酒に酔ったお客様に英語で一言
前置きが長くなりましたが、、、
今回はアルコール繋がりで、機内でお酒に酔ったお客様がアルコールをご所望されたとき役立つ英語のフレーズをご紹介します。
It appears you are intoxicated. (お酒に酔われているようです。)
”お酒に酔う”というとdrunkやtoo much alcoholなどがでてきそうですが、intoxicatedを使います。
You are drunk.だと表現がストレート過ぎるので、お客様が気分を害される可能性があります。そこで、intoxicated という単語を使います。
このフレーズ、アメリカのエアラインでのトレーニング中にアメリカ人の教官から、酔ったお客様に逆なでしないよう、やんわりアルコールサービスをやめる時に役立つと教えてもらいました。
飲み過ぎたお客様に少し時間をおくか、もしくはこれ以上アルコールのサービスが出来ないときにこのフレーズが使えます。